盆栽入門

女性にも人気の盆栽。季節の盆栽の育て方や管理もわかる

■持ち物■ 汚れてもよい服装またはエプロン、選定ばさみ
■材料費■ 2千円〜3千円程度
■会 場■ 晴香園 高岡市広小路5-47
※体験の際は1回分の受講料2,200円がかかります。

四季の風情、花や実、何年も生きる盆栽作りを楽しみませんか。
枝ぶり葉姿を整え、自然の風雅なおもむきの姿を
表現し育てるおもしろさをお教えします。

@真柏盆栽づくり          
A春を呼ぶ桜盆栽          
B春の寄せ植え盆栽        
C涼を感じる水生植物       
D苔玉盆栽         
E観葉植物で創る盆栽      
F秋の寄せ植え        
G岩遊び盆栽        
Hお正月の飾り(ミニ門松など)        
I冬の寄せ植え クリスマス        
                           
 富山新聞高岡会館にほど近い植物販売を手掛ける「晴香園」で、受講生が和気あいあいと寄せ植えを楽しむ。高岡本部の盆栽入門では、日本盆栽作家協会の野上和義理事から植え方のこつなどの基礎を学ぶ。
 盆栽は中国から鎌倉時代初期に日本に伝わったとされる。しっかりと手入れされた松などを愛(め)でて楽しむなど高尚で気難しいイメージがあるが、実際は「盆に入った植栽」で、玄関やテーブルなど気軽に飾ることができる。野上理事は「元々は大衆的な趣味。生活の中で楽しむことができる身近なものということを、分かりやすく伝えたい」と話す。
 ●1回で一つの作品
 盆栽の基本は、小さな器に自然を切り取って凝縮することで、通常の寄せ植えとは違って器などを含めた全体の美を観賞する。講座では「桜」や「こけ玉」「ムラサキシキブ」など四季に応じた植物を植えることでその時期の情景を表現することとしており、受講生は野上理事から手ほどきを受けながら、1回で一つの作品を完成させる。
 12月の講座では正月らしい「松」や「ナンテン」「タマリュウ」などを素材にした寄せ植えを実施。土のほぐし方から、植物の正面を見せることなど配置についてまで野上理事が実演を交えながら説明し、受講生が思い思いの形に仕上げた。
 作品は作って終わりではなく、手入れすることで長く楽しめるのが特徴のため、剪(せん)定や水やり、植え替えなどについても丁寧に教える。野上理事は「育てることで愛着も湧いてくる。季節ごとの植物を楽しんでほしい」と話した。

 ●生活に潤い出る 金森峰志さん
 植物を愛(め)でることが楽しみになると思い、受講を決めました。毎日成長していく姿をそばで見ているとロマンがあり、生活に潤いを与えてくれます。
 盆栽は小さな器で個性を表現できることが魅力です。これからも野上先生から指導を受けながら、いろんな植物を育てていきたいです。

 【盆栽入門】第3土曜の午前10時半〜正午。受講料は月1回2200円で、別途材料費(2千円〜)が必要となる。問い合わせは同本部=0766(26)7000=まで。                                         

開講日・体験日

随時体験受付
事前にお申込みが必要です。

曜日・時間

第3土曜日10:30〜12:00

期間・受講料

2,200円(月1回)
※材料費は別途必要です。(通常2千円〜3千円程度)
※お支払方法:口座振替

初めての方は、入会金500円、1年以上受講のない方は、再入会金500円が必要です。ただし1DAY、体験講座、70歳以上の方は入会金が不要です。
別途、設備維持費が必要です。体験や受講希望の方は事前にお申し込みください。

講師

日本盆栽作家協会理事
野上 和義

講師プロフィール

盆栽屋として1952年創業いたしました晴香園の三代目となります野上和義です。
盆栽は「盆」器に入った「栽」植栽、小さな鉢の中に大きな自然の景色を創ります。
盆また盆栽は伝統と格式を重んじ、「BONSAI」として世界中で人気が高まっていますが、教室では、よりカジュアルで、皆さんの生活の中で楽しめる盆栽を創ります。                                        
普段私は、商業施設や店舗、公共施設やホテルなど、環境緑化の仕事をしており、室内の緑化やお庭のデザイン、設計施工を行っています。そんな視点から自由な発想で盆栽を楽しんでいただきたいと思います。            

持ち物

汚れてもよい服装またはエプロン、選定ばさみ

備考

●お申し込みには預金口座の振替登録が必要です。
 ≪ご用意いただくもの≫
  @3カ月分の受講料 A口座番号 B預金口座お届印
  *最初の3カ月分はコンビニ振込用紙でお支払、4カ月目より預金口座からの引落