民謡三味線

★随時体験可能★
※体験の際は、必ず事前にお申し込みが必要です。
■体験料■ 500円

三味線の持ち方、バチの使い方、三筋の糸の合わせ方から手ほどきします。郷土の民謡や全国各地の民謡の伴奏が、美しい音色で弾けるよう指導しています。

 教室に足を踏み入れば、心に染み渡る三味線の音が響く。高岡会館の「民謡三味線」は40〜70代の幅広い年代の教室生が、芸のさらなる高みを目指して技の修練に励んでいる。
 講師で山彦民謡協会代表理事の飛弾美津枝さんが目指すのは、先代から受け継ぐ、昔ながらの素朴で深みのある音。べんべんと強くかき鳴らすのではなく、軽やかなばちさばきで「やまびこ」のような余韻を残す演奏を心掛ける。
 講座の特徴は、飛弾さんや講師レベルの受講生によるマンツーマンの指導。初心者には演奏の時の基本姿勢、ばちの持ち方や弦への力の入れ具合など、演奏の基礎を丁寧に教える。中級レベルになれば、三味線だけでなく唄や踊りの指導へと移り、芸の幅も広がっていく。個人指導なので、練習はそれぞれの予定に合わせてマイペースに進めることができる。三味線を始める理由は人それぞれ。友達に誘われたから、介護の仕事をしていてお年寄りが喜ぶからなど、最初から民謡に興味を持って始めるというわけでもないらしい。
●心を1つに演奏
 生徒は年に3、4回の発表に加え、グループに分かれて公民館まつりなどの地域行事に出演する。この日は6月に開かれる同協会の一番大きな発表会に向け、「道南盆唄」「佐渡おけさ」「木更津甚句」の合奏の練習に取り組んだ。
 発表では和の心を大切にし、心・技・体が一体となった演奏で観客を楽しませる。飛弾さんは「芸とはどれだけ練習しても、限界がないもの。三味線も響き、間、余韻を追求しているときりがないんです」と語り、奥深い三味線の世界の探求へ、熱心な稽古に余念がない。

■音色に魅了され 吉田清孝さん(砺波市東保)
 三味線の甲高く透き通った音に興味を持ち習い始め、3年ほど続けています。たとえ一曲でも、時間をかけて練習し、発表で手に汗をかきながら弾ききったときの感動はやはりいいものです。みんなと話しながら手を動かすので、認知症の予防にもぴったりだと思います。

開講日・体験日

※体験の際は、必ず事前にお申し込みが必要です。

曜日・時間

水曜日
15:30〜20:30

期間・受講料

5,720円(月4回)
※別途、設備維持費がかかります。

<受講申し込みについて>※1日講座、特別講座を除く

受講申し込みには口座振替登録が必要です。

≪ご用意いただくもの @3カ月分の受講料 A口座番号 B預金口座お届印≫

基本月謝制での口座振替となります。4カ月目よりご指定の銀行口座から口座振替となります。
新規入会の方は入会金500円が必要です。ただし70歳以上の方は入会金が不要です。
別途設備維持費が必要です。

講師

山彦民謡協会代表理事
飛弾 美津枝