庵主さまのほほえみ写仏
- 教室:富山新聞文化センター 高岡本部
- 富山県高岡市広小路1-15 富山新聞高岡会館内
- 電話:0766-26-7000
☆ ☆ ☆ ワンコイン体験会 ☆ ☆ ☆
■体験日■ 随時体験受付中
■体験料■ 500円
高岡教室の「庵主(あんじゅ)さまのほほえみ写仏」は開講から15年以上続いている人気の講座だ。受講生は真剣なまなざしで筆、ペン、色鉛筆を手に、思い思いの色使いで自分だけの仏画を描く。毎年秋に富山市で開かれる展覧会に向け、受講生は日々、腕を磨く。
講師を務めるのは写仏歴30年以上の浄土宗良正庵(りょうしょうあん)(愛知県豊田市)の小林良正庵主(69)で、愛らしい表情が特徴の「ほほえみ地蔵」の絵で知られる。小林庵主は「仏様の絵を描くコツはとにかく数をこなすことで、描いた分だけ上達する」と語る。
講座では、1回ごとに課題が与えられ、受講生は2時間、集中して絵を描き、分からないところがあれば、小林庵主に相談する。1カ月で1枚を描くのを目標にしている。
題材は、地蔵、韋駄天(いだてん)、不動明王などさまざまだ。受講生はまず、半紙に太い線と細い線を区別することを注意しながら下書きする。背景や胴体から始め、最も難しいとされる顔は最後に着手する。色塗りは手本を参考にしつつ、色鉛筆、水彩、アクリル絵の具などを使い分け、受講生の好みに合わせて描く。
出来上がった作品は、掛け軸、色紙などにして、家に飾って楽しめる。
●霊場巡りで作品奉納
教室では不定期に北陸三十六不動霊場や高山三十三観音霊場、善光寺などを巡り、実際に寺院や仏像を眺め、作品づくりに生かす。寺に自分の作品を奉納したり、御朱印を押したりもしている。
受講生は真面目で向上心が高く、仲が良い。互いに作品について助言も送っている。杉野忠司さん(68)=野々市市=は「教室は和気あいあいとした雰囲気で落ち着く。先生のような優しい仏画を描きたい」と話し、小林庵主は、「初心者の方でも本格的な仏画を描くことができるので、気軽に挑戦してください」と語った。
開講日・体験日 |
体験日:随時体験受付中 |
---|---|
曜日・時間 |
第4水曜日 |
期間・受講料 |
1,650円(月1回) <受講申し込みについて>※1日講座、特別講座を除く
受講申し込みには口座振替登録が必要です。 ≪ご用意いただくもの @3カ月分の受講料 A口座番号 B預金口座お届印≫基本月謝制での口座振替となります。4カ月目よりご指定の銀行口座から口座振替となります。 |
講師 |
良正庵庵主浄土宗尼僧 |
体験時持ち物 |
下敷き(習字用)・文珍 |