庵主さまのほほえみ写仏

  ☆ ☆ ☆ ワンコイン体験会 ☆ ☆ ☆

■体験日■ 随時体験受付中
■体験料■ 500円

高岡教室の「庵主(あんじゅ)さまのほほえみ写仏」は開講から15年以上続いている人気の講座だ。受講生は真剣なまなざしで筆、ペン、色鉛筆を手に、思い思いの色使いで自分だけの仏画を描く。毎年秋に富山市で開かれる展覧会に向け、受講生は日々、腕を磨く。
 講師を務めるのは写仏歴30年以上の浄土宗良正庵(りょうしょうあん)(愛知県豊田市)の小林良正庵主(69)で、愛らしい表情が特徴の「ほほえみ地蔵」の絵で知られる。小林庵主は「仏様の絵を描くコツはとにかく数をこなすことで、描いた分だけ上達する」と語る。
 講座では、1回ごとに課題が与えられ、受講生は2時間、集中して絵を描き、分からないところがあれば、小林庵主に相談する。1カ月で1枚を描くのを目標にしている。
 題材は、地蔵、韋駄天(いだてん)、不動明王などさまざまだ。受講生はまず、半紙に太い線と細い線を区別することを注意しながら下書きする。背景や胴体から始め、最も難しいとされる顔は最後に着手する。色塗りは手本を参考にしつつ、色鉛筆、水彩、アクリル絵の具などを使い分け、受講生の好みに合わせて描く。
 出来上がった作品は、掛け軸、色紙などにして、家に飾って楽しめる。
●霊場巡りで作品奉納
 教室では不定期に北陸三十六不動霊場や高山三十三観音霊場、善光寺などを巡り、実際に寺院や仏像を眺め、作品づくりに生かす。寺に自分の作品を奉納したり、御朱印を押したりもしている。
 受講生は真面目で向上心が高く、仲が良い。互いに作品について助言も送っている。杉野忠司さん(68)=野々市市=は「教室は和気あいあいとした雰囲気で落ち着く。先生のような優しい仏画を描きたい」と話し、小林庵主は、「初心者の方でも本格的な仏画を描くことができるので、気軽に挑戦してください」と語った。

開講日・体験日

体験日:随時体験受付中

曜日・時間

水曜日
12:30〜14:30

期間・受講料

1,650円(月1回) 
※教材費は実費です。

初めての方は、入会金500円、1年以上受講のない方は、再入会金500円が必要です。ただし1DAY、体験講座、70歳以上の方は入会金が不要です。
別途、設備維持費が必要です。体験や受講希望の方は事前にお申し込みください。

講師

良正庵庵主浄土宗尼僧
小林 良正

持ち物

下敷き(習字用)・文珍

備考

●お申し込みには預金口座の振替登録が必要です。
 ≪ご用意いただくもの≫
  @3カ月分の受講料 A口座番号 B預金口座お届印
  *最初の3カ月分はコンビニ振込用紙でお支払、4カ月目より預金口座からの引落
●はじめての方は入会金500円が必要です。ただし70歳以上の方は入会金が不要です。