木版画を楽しもう
- 教室:富山新聞文化センター 高岡本部
- 富山県高岡市広小路1-15 富山新聞高岡会館内
- 電話:0766-26-7000
★随時体験可能★
※体験の際は、必ず事前にお申し込みが必要です。
■体験料■ 500円
好きな風景や草花を描き、版画にして自分なりの表現で楽しみませんか?彫る楽しみ、刷る楽しみ、刷ってできあがる感動を味わいましょう。
木版画は日本で木版印刷から発展し、創作表現の手段として確立した。江戸期に人気を博した浮世絵は木版画の一種で、モネやゴッホをはじめ世界の芸術家に影響を与えたとされる。高岡本部教室の「木版画を楽しもう」では、受講生は日常で出合った草花や心に残る風景などを版画で思い思いに表現し、心を豊かにしている。
木版画家の水上悦子さんが講師を務める。教室ではコロナ禍で約2年間発表の場が失われていたが、6月に埼玉県で開かれる「版画フォーラム2022」に出品する。受講生は出展作品の仕上げに取り組んだり、完成品を確認したりして準備を進めた。
初めての受講生は、植物や果物を描いたはがき大の作品から始める。下絵を薄紙に写し取り、カーボン紙を使って版木に転写する。彫刻刀で彫り、絵柄を象徴するような色を選んで、1色で刷ってみる。
彫刻刀は鋭い線の三角刀、柔らかい線が彫れる丸刀、面が広く、彫りの深さによってグラデーションを表現できる平刀など、刃の形や角度、幅によってさまざまな種類があり、場合によって使い分ける。いい作品を仕上げるには、切れ味のいい彫刻刀を使うことが重要となる。
作品は彫刻刀の種類だけでなく、色使いや刷り紙の種類と質感、版木の材質で印象が変わる。水上さんによると表現したい題材やイメージに合わせて素材を選ぶが、刷ったときに想像以上の仕上がりになっていることがあり、刷り上がりの感動や思いがけない表現との出合いが木版画の魅力だという。
水上さんは「木版画は誰でも一度はやったことがあると思う。気楽に遊んでみようという気持ちでやってみてほしい」と話した。
●違った表現刺激に 伊勢謙一さん
中高生の頃から版画で年賀状を作っており、年賀状以外も作ってみようと退職後に習い始めました。版画は線の太さや色使いで人によって違った表現になるのが面白く、刺激を受けながら制作しています。休憩中は家庭菜園について情報交換するなど受講生同士の交流も大きな魅力です。
【木版画を楽しもう】高岡本部教室で第2、4火曜の午前10時〜正午。受講料は3300円(月2回分)。問い合わせは高岡本部スタジオ=0766(26)7000=まで。
開講日・体験日 |
※体験の際は、必ず事前にお申し込みが必要です。 |
---|---|
曜日・時間 |
第2・4火曜日 10:00〜12:00 |
期間・受講料 |
3,300円(月2回) <受講申し込みについて>※1日講座、特別講座を除く
受講申し込みには口座振替登録が必要です。 ≪ご用意いただくもの @3カ月分の受講料 A口座番号 B預金口座お届印≫基本月謝制での口座振替となります。4カ月目よりご指定の銀行口座から口座振替となります。 |
講師 |
木版画家 清版会会員 |
備考 |
●お申し込みには預金口座の振替登録が必要です。 |