天神様・仏像を彫る

随時体験受付中
■日 時■第2・4火曜日 13:00〜15:00

彫刻刀を持ったことがない初心者が対象です。
お子様、お孫様のために手づくりで天神様を飾りましょう!
菅原道真は学識が高かったことから、学問の神様として信仰されています。
天神様を飾り、お正月を迎えるのが富山の風習です。

<講座内容>
@地紋彫り
A仏足、仏手
B仏頭(地蔵、釈迦)

<作品例>
天神様
聖観音仏頭
救世観音
地蔵菩薩
天神様(菅公)
七福神
白衣観音
パネル等

 彫刻刀を握り木柱に向かう姿は無心に近いのかもしれない。氷見教室の講座「仏像を彫る」では、受講生が真剣な表情で阿弥陀如来や観音様作りに取り組む。林原瑠?(りゅうこう)講師は「仏様は礼拝の対象。手抜きはできません」と心構えを説く。
 難しく思われがちだが、基本から始めるので初心者でも心配はない。仏像をさまざまな角度から撮影した写真が収められたテキストを見ながら手、脚、頭など各部所を彫る練習をする。彫刻刀を思った通りに動かせることになることが出発点だ。講座は月に2回なので自宅で練習すれば上達が早まる。半年ぐらいで基本的な動かし方は身に付けられるという。
 林原さんが上達法として重視するのがまねることだ。まず講師が半分彫って手本を示す。それを見た後、受講生が残りの半分を彫るという手法だ。最初から手本と同じようにはできないが、何度も繰り返すことで徐々に近づいていく。愚直に作業を繰り返すことが上達の早道になる。
 林原さんは、受講者の作品を縦、横、斜めなど全体から眺める。受講生には気づかないようなバランスのゆがみが見え「もう少し削ってみようか」「これと同じように調整して」などアドバイスすると、仏像の表情がやわらかになってくる。
 熱心にやれば、3カ月で小さな仏像が1体はできる。自分で作った像が2体、3体と並んでいくときのうれしさは格別だ。
 定年後の生き甲斐づくりに始めた人もいれば、仏像に興味があって挑戦してみたなど動機はさまざまだが「時間を忘れて没頭できるのがいい」との感想が聞かれる。自分のペースを大事に彫り進めることで楽しさが生まれてくる。

■仏像の見方変わる 湊 公一さん(氷見市栄町)
 もともと仏像には興味があったが、自分で彫るようになって見方が変わってきた。後ろ姿や台座にも目がいくようになった。こつこつやりながら、出来上がっていくのが楽しい。何年かかるかわからないが、一人で1体作れるようになりたい。

開講日・体験日

※体験の際は、必ず事前にお申込みが必要です。

曜日・時間

第2・4火曜日 13:00〜15:00

期間・受講料

3,740円(月2回)
※テキスト代:4,000円
※その他設備維持費
※お支払い方法:口座振替

初めての方は、入会金500円、1年以上受講のない方は、再入会金500円が必要です。ただし1DAY、体験講座、70歳以上の方は入会金が不要です。
別途、設備維持費が必要です。体験や受講希望の方は事前にお申し込みください。

講師

林原 瑠光(仏師)

備考

●お申し込みには預金口座の振替登録が必要です。
 ≪ご用意いただくもの≫
  @3カ月分の受講料 A口座番号 B預金口座お届印
  *最初の3カ月分はコンビニ振込用紙でお支払、4カ月目より預金口座からの引落
●はじめての方は入会金500円が必要です。ただし70歳以上の方は入会金が不要です。