バッハの名曲を聴く
- 教室:富山新聞文化センター 高岡本部
- 富山県高岡市広小路1-15 富山新聞高岡会館内
- 電話:0766-26-7000
日本バッハ協会タイアップ講座
「音楽の父」と称されるバッハ。バッハ資料財団(ドイツ・ライプチヒ)広報担当の高野昭夫さんが名曲を厳選して楽しく紹介します。「音楽の父」と称されるドイツの音楽家ヨハン・セバスティアン・バッハは、生涯で1000曲以上を作曲しました。歴史的資料や面白いエピソードを交えて、皆が知っている名曲「G線上のアリア」のほか、知られざる名曲を紹介します。
※この講座に体験はございません。
富山新聞高岡会館3階ホールにクラシック曲が響く。高岡本部の「バッハの名曲を聴く」では、バッハ資料財団(ドイツ・ライプチヒ)広報担当で、日本バッハ協会長の高野昭夫さんが「音楽の父」と呼ばれる作曲家の名曲を解説し、受講生が旋律にじっくり耳を傾ける。
バッハは宗教的な音楽を手掛けるなど高尚で堅いイメージがあるが、バッハが生まれ育ったドイツに20年以上住んで生活の土台を肌で感じてきた高野さんは「子どものために作った曲も多く、決して荘厳なだけではない。そんなところを多くの人に知ってもらいたい」と話す。
●語り合い大切に
講座では、数あるバッハの名曲から高野さんが選んだ曲を最初に聴き、その曲について高野さんが背景や歴史を解説。その後再び聴く形を取る。最後は高野さんと受講生とで感想を語り合うことが恒例となっており、高野さんは「同じ目線で話すことで、一方通行にならずにみんなで楽しむことができる」と意義を説明する。
2月の講座では受講生がオルガン曲「トリオソナタ」に聴き入った。高野さんは息子の練習用楽曲として作曲したことを紹介し、「息子を思う親ばかの曲」とユーモアを交えて解説。参加者全員で「人が会話しているようだった」「音の掛け合いが良かった」などと感想を話した。
高野さんは講座で紹介する内容について、バッハ資料財団などに問い合わせて正確な情報を伝えるように努めており、「これだけの情報を知る機会はめったにない。意欲的にのめり込んでほしい」と話す。
■バッハを究める喜び 荒谷章喜さん
元々音楽が好きで受講を決めました。曲が生まれた背景や構成、技法を知ることでさまざまな聴き方を覚え、バッハへの探究に喜びを感じています。
高野さんの講義を通じてバッハに限らず、いろいろな作曲家が手掛けた楽曲を「美しい」と捉える感性が重要だと学んでいます。これからも続けていきます。
【バッハの名曲を聴く】第3土曜の午前11時〜正午。受講料は月1回1千円。問い合わせは高岡本部=0766(26)7000=まで。
開講日・体験日 |
いつからでもご受講できます※この講座に体験はございません。 |
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曜日・時間 |
第3土曜日 11:00〜12:00 |
期間・受講料 |
1,000円(月1回) 初めての方は、入会金500円、1年以上受講のない方は、再入会金500円が必要です。ただし1DAY、体験講座、70歳以上の方は入会金が不要です。 |
講師 |
バッハ資料財団=ドイツ・ライプチヒ=広報担当/日本バッハ協会・会長/富山市出身 |
備考 |
●お申し込みには預金口座の振替登録が必要です。 |