初めての「ひょうぐ」(表具)NEW
- 教室:富山新聞文化センター 氷見教室
- 富山県氷見市比美町7-16 富山新聞氷見総局内
- 電話:0766-26-7000
創業120年の表具屋明野静観堂5代目が担当
いま見直されている和の文化。日本古来の技法に触れながら、 お気に入りのミニ屏風、ミニ掛軸、和本などを作ります。
「ミニ屏風」「ハガキ掛け」「ミニ掛け軸」などを作ります。表具は和紙の特性を活かして作業を進めます。
屏風に使われている紙蝶番は、日本で生まれた技術です。
日本古来の技法に触れながら、 お気に入りの飾りを作ってみましょう。
凛(りん)とした空気の中で、黙々と和紙や着物の布地を貼り合わせる。高岡本部の「ひょうぐ『ミニ屏風(びょうぶ)を作ろう』」では、日本の伝統文化の一つである表具(ひょうぐ)に親しみ、ミニ屏風や色紙掛けなどお気に入りの飾りを作る。
●日本発祥の技
表具とは書画などを鑑賞・保存するために紙や布で裏打ちする技術で、屏風に用いられる「紙蝶番(かみちょうつがい)」は日本発祥だ。板や厚紙の表面と裏面を、和紙などで互い違いになるようつなぎ合わせると、360度開閉できる。隙間を作らず、途切れないで画面を展開できるのが魅力となっている。
創業120年の歴史を誇る表具屋「明野静観堂」(射水市)5代目の明野さやかさん(43)が指導する。明野さんは大学卒業後に家業の表具店を手伝うようになった。30代から本格的に仕事を始め、スキルアップのために、昨年、一級表装技能士の国家資格を取得。何十年も大切にされてきた屏風や掛け軸を修復し、依頼人を笑顔にしている。
「講座ではなるべく工程を省かずに、難しさを味わって、楽しんでほしいんです」とこだわりを話す。はけの使い方、のりの付け加減などを上達させるには、それなりの経験が必要だ。受講生は少しずつ技術を身に付けて、作業の楽しさに触れていく。
最初は厚紙でミニ屏風作りに取り組む。表具や紙蝶番の仕組みに理解を深め、5回程度で完成する。慣れてくると、着物や帯を使った掛け軸や飾りなど、希望に沿った作品にもチャレンジできる。お気に入りの写真を和紙に印刷して飾りを作ったり、2方向に開ける「隠し蝶番」に挑戦してみたり、楽しみ方はさまざまだ。
明野さんは「昔ながらの材料と技術でものづくりを楽しむとともに、日本文化の奥深さに触れてほしい」と話す。
■デザイン決める瞬間が好き 村田弘美さん
元々はちりめん細工で人形や小物を作るのが好きで、自分の作品をより魅力的に飾りたいと思って受講を始めました。難しい工程もありますが、できることが少しずつ増えて楽しいです。
季節や場面に合わせて制作しています。デザインを決めた瞬間が好きで、完成品を思い浮かべるとわくわくします
開講日・体験日 |
お問い合わせください。 |
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曜日・時間 |
第1・3火曜日14:00〜16:00 |
期間・受講料 |
4,400円(月2回) <受講申し込みについて>※1日講座、特別講座を除く
受講申し込みには口座振替登録が必要です。 ≪ご用意いただくもの @3カ月分の受講料 A口座番号 B預金口座お届印≫基本月謝制での口座振替となります。4カ月目よりご指定の銀行口座から口座振替となります。 |
講師 |
創業120年の表具屋明野静観堂5代目 |
備考 |
●氷見教室は事務員が常駐しておりません。 |