胡弓 入門・初級・中級クラス 

★随時体験可能★
※体験の際は、必ず事前にお申し込みが必要です。
■体験料■ 500円

哀愁を帯びた独特の美しい音色を楽しみます。
越中おわら節(若林流)の胡弓を、楽器経験のない方にも
持ち方から弾けるようになるまで、ていねいに指導します。
心に響くゆるやかなメロディーを一緒に奏でませんか?

  

富山を代表する秋の風物詩といえば、9月の越中八尾おわら風の盆だ。胡弓など地方(じかた)衆の哀調を帯びた響きも人々を魅了してやまない。高岡本部の「胡弓入門・初級」では、そんな美しい音色に憧れた受講生が日々腕を磨いている。
 講師は、胡弓奏者で越中弦奏楽若林流宗家の若林美智子さん。幾多のステージで演奏するプロから教わることができるとあって、人気講座の一つだ。
 ●寄り添って指導
 初心者が対象の講座であり、楽器の説明や構える姿勢、音の出し方などの基本を一からじっくりと指導する。それぞれのペースで上達を図っていくので、いつから受講を始めても気兼ねなく学べる。若林さんは「楽器を知らない人でも、弾けるようになるまで寄り添いながら進めていく。やる気さえあれば大歓迎です」と気さくに受講生を迎える。
 講座では音だしなどで手を慣らした後、メロディーが美しく引きやすい「荒城の月」などを演奏するが、目標としている風の盆の街流し出演に向け、「越中おわら節」の稽古には特に熱が入る。
 風の盆の地方に認めてもらうため、ビブラートなども含めて完璧に弾けるようになるまで繰り返し練習するほか、曲をリードする三味線の調子に合わせても演奏する。若林さんは一人一人に目を配り、音程のずれや響き具合などを指摘。受講生は一歩一歩、着実に上達を見せている。
 胡弓は弦を巧みに操り、美しい音色を出すのが難しいとされる。若林さんは「難しいからこそやりがいがあり、弾けたときのうれしさがある。豊かな人生を送るための趣味にしてほしい」と話す。

 ●奥深さが魅力 竹田文春さん
 越中八尾おわら風の盆での哀調ある音色に引かれ、教室に通うようになりました。良い音色を奏でられるよう、日々練習に励んでいます。
 胡弓は力加減だけでなく、雑念が入っても音が変わる奥深さが魅力で、簡単に極められるものではありません。一生の趣味として長く続けていきたいです。

開講日・体験日

※体験の際は、必ず事前にお申し込みが必要です。

曜日・時間

木曜日
19:00〜20:00(入門・初級)
20:00〜21:00(中級)

期間・受講料

6,600円(月4回)
※その他設備維持費
※お支払い方法:口座振替

<受講申し込みについて>※1日講座、特別講座を除く

受講申し込みには口座振替登録が必要です。

≪ご用意いただくもの @3カ月分の受講料 A口座番号 B預金口座お届印≫

基本月謝制での口座振替となります。4カ月目よりご指定の銀行口座から口座振替となります。
新規入会の方は入会金500円が必要です。ただし70歳以上の方は入会金が不要です。
別途設備維持費が必要です。

講師

越中弦奏楽若林流宗家
若林 美智子

講師プロフィール

2003年 
 ビクターエンタテインメントより
 「哀の調べ〜風の盆の里より」CD発売
2004年 
 伝統文化ポーラ賞受賞
2005年 
 若林美智子後援会発足
 ポーラ賞受賞コンサート
 ビクターエンタテインメントよりDVD発売
2006年 
 ビクターエンタテインメントよりセカンドアルバム
 「風の盆恋歌」CD発売
 セカンドアルバム記念コンサート
 越中弦奏楽若林流宗家になる
2007年 
 東京品川キャノンギャラリー出演
 大阪ラブリーホール「かわちながの世界民謡音楽際」出演
2008年 
 ビクターエンタテインメントよりサードアルバム
 「越中おわら節」CD発売 
2010年
 第40回 富山新聞芸能賞受賞