日本画を描く

★随時体験可能★
※体験の際は、必ず事前にお申し込みが必要です。
■体験料■ 500円

初心者を対象に、基礎から丁寧にお教えします。ご自分の創造性を見出す、絶好のチャンスです。
日本画に関するあらゆるテーマに沿って技法を学びます。

 とにかく教え方が熱い。この講師を見ていると、芸術家岡本太郎の「芸術は爆発だ」という言葉を思い出す。高岡スタジオの「日本画を描く」では、情熱的な西藤(さいとう)哲夫講師の下、受講者たちが芸術の高みを目指して創作に打ち込んでいる。
 西藤さんは県日本画家連盟常任相談役、高岡市美術作家連盟副委員長を務める。歯に衣(きぬ)着せぬ物言いの中にも受講者への愛情がにじむ。
 受講者に技法を教える西藤さんにカメラを向けると「ここからは『企業秘密』やから撮らんといて」と声が飛んだ。どれも西藤さん独自の技法だといい、西藤さんは「はい、みんなこっち見て」と勢いよく要点を板書しだした。
 受講者はベテランが多い。講座では西藤さんの技法を実演を交えて惜しみなく伝える。10月の課題は西藤さんが中国の山水画のような景色を描いた作品をまねて、画面を削って凹凸を出す技法の習得だった。西藤さんは各受講者の下絵をじっくりと見ながら改善点をアドバイスした。受講者たちは「毎月新しい発見があって楽しみに来ています」と話した。
●自由な精神一番に
 西藤さんは絵に対する受講者の固定観念を壊し、創造性を引き出す。座学では、踊るミュージカル俳優とその残像を一つの画面に描いた作品や、青一色で描いた人物画などを受講者に見せながら「木やから緑に塗ったり空が青いから青く塗ったりしたらだめなの。人の目や耳も描かんでいい。絵は良ければいいの」と熱心に語り、思うように描く大切さを強調した。
 西藤さんは「初心者も大歓迎。絵は人まねせずに楽しく描くこと。それでいい」と話した。

■県展で魅せられた 綿屋テイさん(滑川市有金)
 県展を鑑賞した時に西藤先生の作品に魅せられ、4月から入門しました。先生はご自身の技術を余すことなく教えてくださいます。いつかは私も先生のように描けたらいいなと思って勉強しています。先生の自由な精神に触発されて、制作を楽しんでいます。

開講日・体験日

※体験の際は、必ず事前にお申し込みが必要です。

曜日・時間

土曜日
13:00〜15:00

期間・受講料

4,950円(月3回)
※その他設備維持費
※お支払い方法:口座振替

初めての方は、入会金500円、1年以上受講のない方は、再入会金500円が必要です。ただし1DAY、体験講座、70歳以上の方は入会金が不要です。
別途、設備維持費が必要です。体験や受講希望の方は事前にお申し込みください。

講師

西藤 哲夫

講師プロフィール

《略歴》
昭和49年 金沢美術工芸大学日本画卒業
昭和57年 春の院長・院展 初入選
        以後 春の院展25回・院展26回   入選
昭和61年 大和香林坊・富山・高岡店にて個展 以後8回開催
平成02年 松坂屋本店にて個展 以後 伊勢丹、三越などで15回開催
平成07年 春の院展 奨励賞・外務大臣賞受賞
平成20年 富山県展会員大賞 院展 奨励賞受賞

備考

●お申し込みには預金口座の振替登録が必要です。
 ≪ご用意いただくもの≫
  @3カ月分の受講料 A口座番号 B預金口座お届印
  *最初の3カ月分はコンビニ振込用紙でお支払、4カ月目より預金口座からの引落
●はじめての方は入会金500円が必要です。ただし70歳以上の方は入会金が不要です。