イタリア美術〜「初期フランドル派の画家たち」

 初期フランドル派とは、現在のベルギーであるブルージュ、ゲント、ブリュッセル、トゥルネーなどにて、15世紀から16世紀にかけて活躍した画家たちのことです。油彩画は紀元前から知られていましたが、現代に伝わる油彩画の技術的な原型を築き上げた画工たちでもあります。北方(アルプス以北)ヨーロッパのオーク(西洋ナラ)材を用い、厚い石膏地の上に油性絵の具を幾層にも重層することで、平滑で光沢のある独特の画面を作り出すことが作品の特徴になります。ファン・エイク兄弟やロベルト・カンピンが活躍する15世紀初頭に始まり、16世紀初頭にヒエロニムス・ボスが亡くなる約100年間、続いた初期フランドル絵画は終焉を迎えます。講座では初期フランドル派の起源から、終焉までと、フランドル派の次世代である、ピーテル・ブリューゲルまでの作品について、鑑賞と解説をしながら、フランドル絵画の魅力について紹介いたします。

講座内容
1回  初期フランドル派の起源:リンブルク兄弟
2回  油彩技法の確立:ファン・エイク兄弟
3回  フレマールの画家:カンピンとウェイデン
4回  偉大なる師の弟子:ボウツとクリストゥス
5回  初期フランドル派の第二世代:メムリンクとフース
6回  初期フランドル派の終焉:ボスとブリューゲル

開講日・体験日

※体験の際は、必ず事前にお申し込みが必要です。

曜日・時間

第1土曜日
13:30〜15:00

期間・受講料

受講料:2,000円(月1回・税別)
■体験料■ 2,000円

初めての方は、入会金500円、1年以上受講のない方は、再入会金500円が必要です。ただし1DAY、体験講座、70歳以上の方は入会金が不要です。
別途、設備維持費が必要です。体験や受講希望の方は事前にお申し込みください。

講師

金沢大学美術教育コース教授 日本美術家連盟会員
大村 雅章