良鳴竜一の和太鼓講座

■体験料■ 500円 ※事前に必ずお申し込みください。

初心者を対象に、楽器を演奏する楽しさを味わいながら、基本的な知識を身につけイベントに出演することを目標に練習します。プロ集団「大江戸助六太鼓」の元団員で県内の太鼓グループを指導している講師が、ていねいにお教えします。

金曜日(体験は事前にお申し込みください)
14:30〜15:20(満員)
15:30〜16:20
16:30〜17:20
19:10〜20:00

 富山新聞高岡会館1階の音楽スタジオには、受講生がたたく太鼓の音色が鳴り響く。高岡本部の和太鼓講座では、受講生が演奏の上達に向け日々練習に励んでおり、良鳴竜一(よしなりりゅういち)さんの熱心な指導も相まって会場は熱気に包まれる。
 良鳴さんは高岡市出身で、大学まではブラスバンドに取り組んでいたが、次第に太鼓への興味が高まり、東京の老舗プロ集団「大江戸助六太鼓」で15年ほど活躍。国内はもとより、フランスなど海外のステージにも数多く出演し、日本の伝統芸能を広めてきた。故郷に帰ってからはフリーのプロ演奏家として活動する傍ら、太鼓の魅力を伝える活動にも力を注ぐ。
 ●リズムたたき込む
 和太鼓演奏はステージで見ると、勇壮なばちさばきやアクロバチックな演出から派手に映るが、講座は一定のテンポと同じリズムで太鼓を鳴らす基礎練習と、良鳴さんが用意した曲をひたすらに演奏する地道なものだ。良鳴さんは「体にリズムをたたき込むことが上達の近道」と話し、打ち間違えや音がそろっていない場所を何度も繰り返し練習する。
 演奏だけでなく、格好良さに磨きを掛けることも忘れない。受講生は「太鼓を打つ姿だけで感動を与える」ことを合言葉に姿勢を常に意識して練習に臨むほか、動きが汚く見えないよう打ったらばちを止めるなどの所作に細心の注意を払う。受講生は富山新聞文化センターのカルチャー祭り、良鳴さんの教え子が一堂に集まるおさらい会での成果発表を目標としている。良鳴さんは「地味な練習を乗り越えた先に達成感や楽しみが生まれる。多くの人に参加してほしい」と話す。

 ●元気の源に 吉田節子さん
 孫がバレエを習っている間の時間を活用して何げなく始めましたが、今ではきれいな音を出したり、仲間と息を合わせたりすることが元気の源になっています。
 和太鼓は反復練習で体に覚えさせるためきつい部分もありますが、いつかは先生と一緒の舞台に出演できるよう、日々精進して練習に励みます。

 【良鳴竜一の和太鼓講座】金曜の午後2時半〜同3時20分、同3時半〜同4時20分、同4時半〜同5時20分、同7時10分〜同8時。受講料は月4回で6600円。問い合わせは同本部=0766(26)7000=まで。

開講日・体験日

随時体験受付中(事前にご予約ください)

曜日・時間

金曜日 14:30〜(満員)、15:30〜、16:30〜、19:10〜

期間・受講料

6,600円(月4回)
※別途設備維持費
※お支払い:口座振替

初めての方は、入会金500円、1年以上受講のない方は、再入会金500円が必要です。ただし1DAY、体験講座、70歳以上の方は入会金が不要です。
別途、設備維持費が必要です。体験や受講希望の方は事前にお申し込みください。

講師

元大江戸助六太鼓演奏者
良鳴 竜一

講師プロフィール

13才よりパーカッションを始める。
22才の時和太鼓と出会い、プロ集団「大江戸助六太鼓」に入団。
以後、プロ活動を通して国内外を問わず、数々のミュージシャンと舞台を共にする。洋楽のエッセンスを取り入れ、見事和太鼓に融合させたその独自のスタイルは、多くの観客を魅了し、新しい太鼓音楽の発展に貢献してきた。
2000年には退団、独立して故郷富山県に戻り、更なる和太鼓の音楽性、芸術性を高めるため活動中。また演奏の他にも和太鼓教室を主宰したり、作曲や演出、舞台の音楽等も意欲的にとりくんでいる。

備考

●お申し込みには預金口座の振替登録が必要です。
 ≪ご用意いただくもの≫
  @3カ月分の受講料 A口座番号 B預金口座お届印
  *最初の3カ月分はコンビニ振込用紙でお支払、4カ月目より預金口座からの引落
●はじめての方は入会金500円が必要です。ただし70歳以上の方は入会金が不要です。