おわら踊りおすすめ

★随時体験可能★
※体験の際は、必ず事前にお申し込みが必要です。

胡弓の哀愁漂う音曲と唄・囃子に合わせ、編笠の下から僅かに顔を見せ、揃いの浴衣に身をつつんだ踊り手達の姿。
おわらの基本動作を一から学ぶことができます。

哀愁漂う胡弓(こきゅう)の音色と唄に合わせて踊る、情緒豊かな「おわら」の基本動作を一から学べるのが福光教室の講座「おわら踊り」だ。女性の受講生が、和気あいあいとした雰囲気で、楽しく稽古を重ねている。
 日本郷土民謡協会の公認講師、吉崎澄子さんが指導している。おわらの振り付けには稲刈りや田植え、稲を干すなど意味があるとし、「詩情を大切にしながら、振り付けの意味を理解して踊ってほしい」と受講生に伝えている。
 受講生は昨年11月、東京で開かれた日本郷土民謡協会の全国大会に初出場を果たした。先月にも南砺市じょうはな座で発表会に臨むなど、稽古の成果を多彩な場面で披露している。
 課題は男性の受講生がいないこと。吉崎さんと受講生は、仲間を増やして男性の踊り手も加えていきたいと呼び掛けている。
 おわら以外にも「おこさ節」など幅広い民謡を練習に取り入れている。吉崎さんは今後、家の新築や結婚など、お祝い事に欠かせなかった地元の民謡「福光めでた」の踊りにも取り組む予定で、踊りの幅をさらに広げていきたいと張り切っている。

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哀調漂う胡弓(こきゅう)の音色に合わせ、優美な所作を繰り返す「おわら踊り」。越中八尾おわら風の盆などで美しい踊り手の姿を目の当たりにし、憧れを抱いた人も多いだろう。南砺市の福光青少年センターの講座「はじめてのおわら踊り」では、その魅力を堪能することができる。
 講師を務めるのは、日本郷土民謡協会公認講師で越中八尾おわら道場準師範の吉崎澄子さん。「おわら踊り」というと一見、敷居が高いと思われがちだが、吉崎さんは初心者にも分かりやすく、かみ砕いて解説する。受講者は講座で学び始めた初心者で「基礎的なことも気にせず聞ける」「一から丁寧に教えてもらえて助かる」と声をそろえる。
 「おわら踊り」は時代とともに変遷し、現在は「豊年踊り」「四季踊り」「かかし踊り」の3種類がある。今、講座では基本となる「豊年踊り」と「四季踊り」の練習に取り組んでおり、受講者は鏡を見ながら吉崎さんと一緒に何度も踊り、正しい動きを体に染み込ませる。

●改善点見極める
 所作を美しくするには、体の向きや目線、姿勢などさまざまな要素を考慮する必要がある。吉崎さんは、受講者の動きのどこを改善するべきかを見極め、的確に指摘する。立ち姿が少しぎこちない受講者には「膝を軽く曲げて足をそろえて」と身ぶりを交えて指摘した。体のこなしを少し変えるだけで、雰囲気ががらりと変わり、何げない立ち姿が美しく見えるようになった。
 吉崎さんは「練習を繰り返し、まずは正しい動きを覚えることが大切。講座を通じて、おわら踊りの楽しさと奥深さに触れてほしい」と話した。

●受講生の声「目標は先生の所作」
 気兼ねなく、分からないことは何でも聞けるのが講座の大きな魅力です。「おわら踊り」の教室はほかにもありますが、敷居の高さを感じて敬遠してしまいました。先生の美しい所作を目標に、これからも皆さんと練習を重ねたいと思っています。

開講日・体験日

※体験の際は、必ず事前にお申し込みが必要です。

曜日・時間

第1・3月曜 10:00-11:30

期間・受講料

3,300円(月2回)
※別途設備費
※お支払方法:口座振替

<受講申し込みについて>※1日講座、特別講座を除く

受講申し込みには口座振替登録が必要です。

≪ご用意いただくもの @3カ月分の受講料 A口座番号 B預金口座お届印≫

基本月謝制での口座振替となります。4カ月目よりご指定の銀行口座から口座振替となります。
新規入会の方は入会金500円が必要です。ただし70歳以上の方は入会金が不要です。
別途設備維持費が必要です。

講師

日本郷土民謡協会 公認教授
吉崎 澄子

備考

会  場:福光 吉江交流センター(吉江公民館)