前村悦夫の水彩画入門おすすめ
- 教室:富山新聞文化センター 福光教室
- 富山県南砺市荒木5382-1 吉江交流センター(吉江公民館)
- 電話:0766-26-7000
水彩画は身近で親しみがあり旅先でのちょっとした出会いまで、絵の具を使って何でも手軽に描くことができます。風景や静物、花などをモチーフにして、透明感あふれる絵を描きましょう。基本の彩色法からプロの技まで、水彩ならではの技法が学べる入門コースです。
夕焼けに染まる立山連峰、鮮やかな青と白が印象的なチュニジアの街並み、日本の古民家と田園風景。アピタ富山教室の「水彩画入門」では、受講生が透明水彩を使って自分の好きな題材を描いている。
講師の前村悦夫さん(県洋画連盟会員)は、「透明水彩の魅力は繊細な色合いと柔らかな発色にある」と強調する。先に塗った色が、後に塗った色と重なったり、にじんで混ざり合ったりすることで、他の画材では出せない色味になる。
初心者には、まず透明水彩に慣れるために、グラデーションや色をにじませる方法などについて指導する。きれいな色を作るための組み合わせ方や、逆に濁ってしまう組み合わせ、絵の具が乾く前と後の発色の違いなどを丁寧に解説する。
教室では、前村さんは受講生に頻繁にアドバイスをする。受講生には構図や色使いに、できるだけ悩まず、作品を仕上げていくことで、絵を描くことの楽しさを実感してほしいからだ。
●描きたいものを強調
例えば、デッサンの段階では、写真に忠実に描くことよりも、自分の描きたいものを強調するよう助言する。また、階段のある街並みを描いている受講生には、手前の段の色は濃いめにして、奥は薄く塗ることで、画面に奥行きが生まれると解説した。
日本家屋を描いていた受講生には、一見黒く見える梁(はり)にも、明るい場所と暗い場所があると説明。濃い色を作って、黒を表現してみせた。
教室の終わりには、受講生同士で作品を批評しあう時間があり、向上心を高めあっている。 前村さんは、水彩画は苦労も多い分、仕上がった時の感動も大きいとし「透明水彩の奥深さを体験してほしい」と語った。
■日常に新たな視点 米谷吉文さん
3年ほど指導を受けています。私は呉羽山からの風景や呉羽の街並みをよく題材に選びます。先生と一緒に写真を見て、アドバイスを受けることで、構図や色の選び方などで新たな視点を知ることができます。日本画もたしなんでいますが、色が次々と重なっていく透明水彩独特の発色を、これからも楽しんでいきたいですね。
開講日・体験日 |
随時体験受付中※事前にご予約ください |
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曜日・時間 |
第1・3木曜日 |
期間・受講料 |
3,300円(月2回) <受講申し込みについて>※1日講座、特別講座を除く
受講申し込みには口座振替登録が必要です。 ≪ご用意いただくもの @3カ月分の受講料 A口座番号 B預金口座お届印≫基本月謝制での口座振替となります。4カ月目よりご指定の銀行口座から口座振替となります。 |
講師 |
県洋画連盟会員 |
体験時持ち物 |
水彩セット・スケッチブック |
備考 |
会 場:福光 吉江交流センター(吉江公民館) |